火妖精・フレイは、地上を守護する精霊の補佐官を目指して養成学校で勉強中。
守護者・熾丞(火属性)との初邂逅は、彼が座を置いていた南の聖地にて。
…随分前に着手した外伝が未完のまま止まってるので、何となく雰囲気だけお届け。
「俺の様な輩は『ムカツク』のだろう。
…お前が落ちてきた時のアレな。全て聞こえていた」
「! そっ…、違っ……それは、ライバルの、水属性の、クラスメートの事で…っ!」
「…………」
「合わないっていうか、何かお高く留まってるっていうか、あの子ったら超冷血で!」
「…………」
「あっ、そのっ、つまり断じて南海主様の事がムカツクって意味じゃなくて! ――あの」
「…………」
「……怒ってます?」
「いや。よく喋るな、と思ってな」
「!!(がふーん)」
当時、フレイは成体擬態がまだ出来なかったので、妖精本来の姿で天地を往来。
羽の事には多分初めて触れますが、フレイの羽は蝶の羽。燃える焔の様な色彩の。
ついでに。
水妖精・アクアは、羽はなく、ヒレ。
地妖精・アースは、鞘翅。
風妖精・ブリーズは、カゲロウ羽。
もひとつオマケでブリーズの妹、アネモスもカゲロウ羽。…なんですが。
アネモスは普通に2対4枚で、ブリーズは1対多くて6枚とか。そんな感じで。
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